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子育てがしやすい!奈良県葛城市の子育て支援制度について

2024年7月5日

こんにちは、SOUSEIです!

子ども人口が減少し、子育てが難しい時代とも言われていて、子育てで困っている人、悩んでいる人は多いでしょう。
最近では各自治体によって、そんな子育て世代に対する様々な支援制度が設けられるようになっています。

今回紹介するのは、奈良県葛城市の子育て支援制度で、子育てしやすい街として人気となった制度です。
どんな子育て支援が特徴的なのか、子育てしやすいと喜ばれている支援制度について紹介します。
奈良県葛城市に住むメリットについて知ってみませんか。











1. 奈良県葛城市の助成金・手当が充実



奈良県葛城市は、奈良県中西部に位置し、大阪府と境を接する市で人口約3.7万人程度の市ですが、「住みやすさランキング2023」で近畿地方3位となり、最近子どもの人口が微増しています。

奈良県葛城市では、子育てのための助成金や手当が充実していて人気ですので紹介します。




1-1. 児童手当制度




まず、子どもがいる家庭にとって、とても嬉しいのが0歳から中学校卒業(15歳の誕生日後の最初の3月31日)までの児童に支給される児童手当制度です。

月額0歳~3歳未満(一律)15,000円、3歳~小学校修了前(第1子・第2子)10,000円
3歳~小学校修了前(第3子以降)15,000円、中学生(一律)10,000円です。

ただし、養育者の所得が限度額以上の場合は、特例給付として月額5,000円、所得上限限度額以上の場合0円となっています。
多くの場合、経済的負担も多い中学生まで支給されるため支援が充実しています。

奈良県葛城市の児童手当制度





1-2. 幼児教育・保育無償化


令和元年10月から幼児教育・保育の無償化がスタートしています。
幼稚園、保育所、認定こども園などを利用する3歳から5歳児クラスのこどもたち、住民税非課税世帯の0歳から2歳児クラスまでのこどもたちの利用料が無料のため子育て世代には嬉しいでしょう。




1-3. 妊婦健康診査補助券


出産では経済的負担も増えますが、妊婦検診の補助券が母子健康手帳の交付時にもらえる制度がとても助かります。
産科的診察(指導含)、臨床検査、尿検査、血圧測定、血液検査(血色素・梅毒・B型肝炎検査など)、超音波検査が補助され、安心して検診が受けられます。




1-4. 乳幼児(子ども)等医療費助成制度


平成31年4月1日から対象年齢を18歳まで拡大して、保険診療の自己負担金の助成も行われています。
一部負担金は、医療機関ごとに通院の場合は、1医療機関 1か月 500円、入院の場合 1医療機関 1か月1,000円(14日未満は500円)、薬剤分は定額一部負担金なしです。
一部負担金はありますが、18歳までの長い間医療費助成をしてもらえるのが魅力ですよね。

ただし、保険適用外の医療費や入院時の食事代などは対象外です。






2. 奈良県葛城市の特徴的な子育て支援制度について





奈良県葛城市では、子ども微増ですが増えていて共働き世帯も増加しているため、保育ニーズが多様化しています。
妊産婦や乳幼児を対象に母子保健支援や子育て支援を含む包括的なサービスが展開されています。




2-1. 子育て支援センター事業


平成27年度から平成31年度まで5年間「葛城市子ども・子育て支援事業計画」を実施し、その後、継続的に「子育て支援センター事業」を行っているのが特徴です。

「子育て支援センター」では、「家の近くに同じ年頃の子どもがいない…」「公園に行っても誰とも出会わない…」などの子育て世代に、親子で自由に遊べる場、悩みを相談できる場を支援。
子育てに疲れや不安を感じたとき、一緒に子育てする友達が欲しいときに利用できます。

「地域子育て支援拠点事業 (ひろば型)」を行い、「つどいの広場」や「年齢別つどい(1歳児・2歳児)」を開催し、未就園児とその保護者を対象に子育て支援を実施。
親同士のつながり、サークルづくりなども支援しています。
毎月のイベントでは、『お話を楽しむ日』『童謡を楽しむ日』や3歳児とその保護者を対象に「子育て教室」も行っています。




2-2. 葛城市ファミリー・サポート・クラブ


子育て中の家族をサポートする、「葛城市ファミリー・サポート・クラブ」も喜ばれています。

保育所(保育園)や幼稚園の送り迎え、保育所(保育園)や幼稚園開始時間までと終了後の預かり、学校の放課後、学童保育終了後の預かり、美容院や買い物に行きたい、リフレッシュしたいときなどに利用できるサービスです。
利用する会員、援助する会員は、「葛城市ファミリー・サポート・クラブ」に登録する仕組みで、登録料は無料で、利用料金は1時間あたり600円から800円です。
こうしたサポートの仕組みがあると助かりますよね。




2-3. 産前産後家庭支援ヘルパー派遣事業




妊娠時から満1歳までの子どもを持つ保護者を対象に、昼間に家事や育児をサポートする家庭支援ヘルパーの派遣制度も嬉しいサービスです。

初めての出産などという場合には、とても心配なことや大変なことがありますよね。
「産前産後家庭支援ヘルパー派遣事業(産前産後子育てお助け隊)」は、とても助かる強い味方です。
食事の準備や後片付け、洗濯、掃除などの家事支援や、授乳支援やおむつ交換、沐浴の介助などを手伝ってもらえ、利用料金は1時間300円で気軽に頼めます。




2-4. 一時預かり事業


子育て世代は、冠婚葬祭や保護者の入院時や育児疲れなどもあるでしょう。
そんな時に、保育を必要とする未就園児の「一時預かり事業」も助かります。
現在、奈良県葛城市では公立保育園1か所、私立保育園1か所、認可外保育施設で実施されています。

直接保育所に申し込むと利用でき、0歳児(6か月以上)~5歳児の未就園児を対象に、4時間以内 900円、4時間以上 1,800円です。
どうしても一時的に預かってほしい、誰にも頼めない時に安心して預けられていいでしょう。




2-5. 子育て短期支援事業(短期入所生活援助・夜間養護)


保護者が病気などで家庭での児童の養育が一時的に難しくなった場合や、緊急に児童の保護が必要となった場合に、児童福祉施設などで一定期間養育・保育する「子育て短期支援事業」も行われています。
現在、奈良県葛城市内には、実施している事業者がないため、他市町の児童福祉施設との連携を取って、スムーズな対応を目指しています。
短期入所を利用した例などがこれまでにあります。






3. まとめ



今回は、子育てしやすい街として人気の奈良県葛城市の子育て支援制度について紹介しました。

子育て世代が抱える様々な問題に多様なサポートをしていて、人気の住みやすい街となっています。
子育てに悩む世代にとっては、サポートが利用しやすいということはとても大事です。
気軽に利用でき、安心して子育てできることは嬉しいですね。
どんな街に住みたいかということを考える時に、こうした多様な子育て支援はポイントが高いと言えますよね。