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南海トラフ地震への備え – 今すぐできる地震対策

2024年8月9日

こんにちは、SOUSEIです!

昨日、初めて「南海トラフ地震臨時情報」というものが発表されました。
一週間以内に大きな地震が来る確率が通常時より数倍高いとの発表もあり、 今回は大きな地震が来る前にすぐにでもできる、地震の対策をいくつかご紹介致します。

南海トラフ地震は、今後数十年以内に高確率で発生すると予測されている巨大地震です。
日本列島全体に甚大な被害をもたらす可能性があり、その対策は国民全体にとって喫緊の課題です。
この記事では、南海トラフ地震のリスクを理解し、命を守るために必要な対策を詳しく解説します。









1. 南海トラフ地震とは?



南海トラフ地震は、日本列島の南方を走る南海トラフという海溝で発生する大規模な地震です。
この地震は、マグニチュード8〜9クラスの巨大地震であり、東日本大震災以上の被害をもたらす可能性があります。
地震後には津波の発生も予測されており、広範囲にわたる甚大な被害が予想されています。






2. 南海トラフ地震に対するリスク



日本政府は、南海トラフ地震が今後30年以内に70%から80%の確率で発生すると予測しています。
このリスクに備えるためには、個人レベルでの準備が不可欠です。
特に、沿岸地域に住む人々や、地盤の弱い地域に住む人々は、より一層の注意が必要です。






3. 命を守るための地震対策



・非常用持ち出し袋の準備
・避難経路の確認
・建物の耐震対策
・家族との連絡方法の確認
・地域の防災訓練に参加する





3-1. 非常用持ち出し袋の準備




地震が発生した際にすぐに避難できるよう、非常用持ち出し袋を準備しておきましょう。
水、食料、医薬品、懐中電灯、バッテリー、携帯電話の充電器、ラジオ、重要な書類のコピーなどを入れておくことが重要です。




3-2. 避難経路の確認


自宅や職場から最寄りの避難所までの経路を事前に確認しておきましょう。
地震発生後は交通が麻痺する可能性が高いため、徒歩での避難ルートも考慮に入れる必要があります。




3-3. 建物の耐震対策


自宅の耐震性を確認し、不足している場合は専門家に相談して補強を行うことが大切です。
また、家具の固定やガラスの飛散防止フィルムの貼付など、家庭内の安全対策も重要です。




3-4. 家族との連絡方法の確認




災害時には電話が繋がりにくくなることが多いため、家族や大切な人との連絡手段を事前に決めておきましょう。
SNSやメッセージアプリを活用するのも一つの手です。




3-5. 地域の防災訓練に参加する


地域で行われる防災訓練に積極的に参加することで、実際の地震発生時にどう行動すべきかを学ぶことができます。
防災訓練は、非常時の冷静な行動を助ける貴重な機会です。






4. 家でできる被害防止の対策



・家具の固定
・食器やガラス製品の安全対策
・家電の安全対策
・火災対策
・非常用飲料水の確保





4-1. 家具の固定


地震による家具の転倒は、大きな怪我や命の危険に繋がります。
特に、背の高い家具や重い家具は、L字型金具や専用の耐震マットでしっかり固定しましょう。




4-2. 食器やガラス製品の安全対策


食器棚やキャビネットに保管しているガラス製品や食器が、地震で飛び出して割れる可能性があります。
ガラス飛散防止フィルムを貼る、または扉にロックをかけるなどの対策を行いましょう。




4-3. 家電の安全対策


テレビや冷蔵庫などの大型家電が地震で倒れると、重傷を負う可能性があります。
家電の転倒防止ストラップを取り付けることで、家電が倒れないようにします。




4-4. 火災対策


地震による火災のリスクを軽減するために、コンロや暖房器具の周りに可燃物を置かないようにしましょう。
また、ガス漏れを防ぐために、ガス栓や電気のブレーカーを自動で遮断する装置を設置することを検討してください。




4-5. 非常用飲料水の確保




地震後のライフラインの停止に備えて、飲料水の確保も重要です。
1人当たり1日3リットルの水を目安に、最低3日分、できれば1週間分の水をストックしておくと安心です。






5. まとめ



南海トラフ地震への備えは、一人ひとりの意識と準備が鍵を握っています。

政府や自治体の指示に従うだけでなく、個人でできる対策を実行し、家族や地域の安全を守りましょう。
地震は予測できませんが、備えは必ず役立ちます。
この記事を参考に、今日からできる防災対策を始めましょう。