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家づくり教科書~窓の基本知識~

2021年11月19日



SOUSEIの松原です。

11月に入り急に肌寒くなりましたね。
クリスマスの演出もちらほら目につくようになってきました。
当社事務所前にも クリスマスツリーを設置していますのでぜひご覧になって下さい!




今回は冬と絡めたお家づくりのお話しを致します。

家の断熱性は“窓で決まる”
ということはご存知でしょうか?
冬で例えると、
室内の温かい熱が外に逃げる原因の約50%が窓からなんです!
夏は約75%外気から室内への影響を受けます









家づくりにおいて
窓の性能が住みやすさに直結していると言っても過言ではありません!


簡単に窓についてご説明していきたいと思います。

窓には大きく3つに分類されまして、
①アルミのみ使用した“アルミサッシ
②外側がアルミ、室内側は樹脂を使用した“アルミ樹脂複合サッシ
③外側も室内側も樹脂を使用した“樹脂サッシ
この3種類があります。









①アルミサッシ
アパートやビル、倉庫などに用いられることが多いですが、
以前は住宅にも使用されておりました。
アルミサッシはコストが低く、
軽くて対候性が高いことから広く流通しておりました。
3種類の中で一番コストが
低い事がメリットな反面、断熱性能は劣ります。
アルミは熱伝導率(熱の伝えやすさ)が高いので、
外気の影響を受けやすく夏は暑く冬は寒くなってしまします。


②アルミ樹脂複合サッシ
アルミサッシのデメリットを補って誕生したのが、
アルミ樹脂複合サッシです。
現在、日本の住宅の約65%
アルミ樹脂複合サッシを使用しております。
アルミサッシのコスト性の良さと強度の強さ、
室内側を樹脂にして断熱性能の高さを組み合わせた
ハイブリット構造になっています。
近年ではガラスを2枚(ペアガラス)にして、
断熱性を高めた仕様が多く流通しています。


③樹脂サッシ
SOUSEIが標準仕様で使用しているサッシが“樹脂サッシ”です。
徐々に普及がすすんでおり、
日本の住宅の約20%が使用しています。
海外では日本よりも普及が進んでおり、
アメリカで65%、イギリスで76%、韓国で80%樹脂サッシが使用されています。
アルミと比べると熱伝導率(熱の伝わりやすさ)が“約1000分の1”
非常に低いため断熱性能に優れていることが分かると思います。
アルミ樹脂複合サッシと比べるとコストは高くなりますが、
断熱性が高い分エアコンの使用頻度が減りますので、
毎月の電気代の節約にもつながります!









最近では複層ガラス(ペアガラス)もよく見ますね!
複層ガラスは2枚以上のガラスで空気層を閉じ込めた窓ガラスです。
ガラスとガラスの間に空気層があり、
その空気層がより断熱性能を高めます。

空気層には“乾燥空気”を入れたタイプの他に
空気以上に熱を伝えにくい性質を持った
アルゴンガス”や“クリプトンガス”を封入されたものもあります。
当社ではアルゴンガスを標準で入れているので
窓の断熱性能もばっちりです。
※ガスの性能は”アルゴンガス<クリプトンガス”となります。
マイホームをご検討中の方、
どこのハウスメーカーにしようかとお悩みの方も多いかと思いますが、
ぜひ窓についてはこだわって家づくりをしてみてください!


SOUSEIでは内装材や設備までこだわって標準搭載しております。
ぜひモデルハウスをご見学頂き、
こだわりの家づくりを体感してみてください!