育休から復帰しました。設計の吉井です。
来週の縁日でOB様にお会いできるのが楽しみです!
育休中もいくつかリノベーションの担当をしていたので、数回に分けてご紹介させていただきます。
こちらは、2月に完成したマンションリノベーションのBEFORE写真です。
数年前からSOUSEIで家を建てるために土地探しをされていたお客様。
なかなかご希望の土地が見つからず、駅近の中古マンションを購入されてフルリノベーションをしました。
間取りの変更としては、
〇リビングつながりの和室を無くしてリビングを広く&書斎兼収納部屋を設置
〇個室をコンパクトにして、その分リビングを広く
〇玄関に土間収納を設置
〇WICを設置
など。
残せる間仕切り壁は残しつつ、床や壁紙・扉など、目に見える部分は全て取り換え、
キッチン・お風呂・トイレ・洗面などの設備も全て新しいものに。
あまり劣化はしていませんでしたが、古いイメージのあった木目プリントの窓枠や、出窓のカウンターなども取り替え、
真っ白で統一したので、ホテルライクな新築マンションのような仕上がりになりました。
お施主様がこだわったタイル調の床材もポイントです。
当初は突板フローリングやフロアタイルも検討されていましたが、
最終的には
リクシルのラシッサDフロア「ライトクレイ調」を採用されました。
マンションリノベーションでは、
下の階への遮音の問題で床材の種類が制限されます。
今回は床材を自由に選べるよう、「直貼り」と呼ばれるコンクリートの床に直接防音対応のフローリング材を貼る方法ではなく
コンクリートの床の上に、もう一度木材で床を組む「二重床」の方法で床を作成したので、
好きな床材を選べるよになり、更に床下に空間ができて階下への振動が響きにくくなりました。
ただ、床の高さが上がるので、天井高さが少し低くなってしまうというデメリットがあり、
お施主様も心配されてましたが完成時には「全く気にならない!」と安心されてました。
そして、リビングで一番目の惹くキッチンは、
リクシルの「ノクト」
ブラックの本体に、水栓やレンジフードもブラックで合わせて、床のグレーと壁の白の空間を引き締めてくれます。
トイレや洗面・玄関もグレーの壁紙+ブラックで。
お施主様のインテリアが入ると、またより一層素敵な空間になりそうで今後が楽しみです。
設計吉井