設計の吉井です。
密かに大きなリノベーション工事が進んでおります。
オーナー様が所有されていた築80年、建物の面積が80坪の平屋建ての古民家を飲食店にするリノベーションです。
もともと有名な数寄屋大工さんが手掛けた、素材やしつらえがとても美しい建物なので
今回のリノベーションでは大きく間取りは変更せずに、残せる部分は残し、用途に合わせて設備や内装を変える計画にしています。
この古民家、偶然にも私の家の近所にある物件で、古い物好きな私は散歩で近くを通るたびに気になっていたお家だったので、最初設計のお話をいただいた時にはとても驚きました。
昔ながらのガラスの入った木製の建具、レトロな照明、各所に設けられたデザインの違う欄間、手の凝った天井、タイル貼りの竈…
既存の部分だけでも心躍る部分がたくさんあり、古い物好きな方には是非見に行っていただきたい建物です。
立地も素晴らしく、建物の裏側は田んぼと土手が面して眺望が開けているので、季節を感じながらお茶を飲むことができます。
現在は、大工さんの工事が進み、来月には仕上げの工事の予定です。
お店のオープンは、まだまだ先にはなりますがまた進捗がありましたらお知らせさせていただきますので
楽しみにしていてくださいね。