こんにちは、SOUSEIです!
2025年4月から新たにスタートする「GX志向型住宅」の補助金制度が、住宅業界で大きな注目を集めています。
“GX(グリーントランスフォーメーション)”とは、
この制度では、省エネ性や再生可能エネルギーを取り入れた高性能住宅を建てることで、1戸あたり最大160万円という非常に高額な補助金を受けることが可能です。
本記事では、以下のポイントを押さえて詳しく解説します。
・GX志向型住宅とは何か
・補助金の条件と対象者
・申請スケジュールと注意点
・他制度との違い
目次
1. GX志向型住宅とは?
GX志向型住宅とは、
従来のZEH基準よりもやや高い水準で、以下の3つの基準をすべて満たす必要があります。
GX志向型住宅の4つの基準

1-1. HEMSとは?
Home Energy Management System の略で、
太陽光発電や蓄電池、エコキュートなどと連携して、エネルギーの最適制御を行います。
このように、HEMSの導入が新たな必須条件として加わることで、GX志向型住宅は「自動制御によるスマートなエネルギー活用」が可能な、未来型住宅の先駆けとも言える仕様となっています。
2. 補助額と対象者
本制度の魅力は、最大160万円/戸という非常に大きな補助額にあります。
しかも、これまでの「子育て世帯向け」や「若者夫婦向け」といった制限はなく、全世帯が対象となっています。
補助金額と条件

※「着工」とは、基礎工事より後の工程の工事を指します。
他の補助制度との比較
GX志向型住宅の補助金は他の制度に比べ、対象が広く、補助額が高いのが特徴です。
他制度との比較表

※子育て世帯とは
子育て世帯:18歳未満の子どもがいる世帯
若者夫婦世帯:夫婦のいずれかが39歳以下の世帯
3. 申請スケジュール
以下はGX志向型住宅の補助金申請スケジュールです(※2025年3月時点の国交省発表情報に基づく)。

【重要】予算が終了すると、期限前でも受付終了になる場合があります。
なるべく早い申請をおすすめします。
4. 申請方法の流れ
GX志向型住宅の補助申請は、基本的に住宅会社(登録事業者)が代理で行います。
申請フロー
1. 登録事業者を選ぶ(建築会社)
2. 共同事業規約の締結(施主×事業者)
3. 対象住宅の着工(基礎工事以降)
4. 交付申請書類の提出(事業者が代行)
5. 完了報告の提出(引き渡し後)
5. 補助金の受領(事業者経由)
2. 共同事業規約の締結(施主×事業者)
3. 対象住宅の着工(基礎工事以降)
4. 交付申請書類の提出(事業者が代行)
5. 完了報告の提出(引き渡し後)
5. 補助金の受領(事業者経由)
5. よくある質問(FAQ)
Q. 子育て世帯や若者でなくても申請できますか?
A. はい、GX志向型住宅は「全世帯対象」です。
Q. 太陽光発電は必須ですか?
A. 再エネ含む一次エネルギー削減100%を満たすには、太陽光発電などの導入が基本的に必須です。
Q. 対象外の地域は?
A. 「土砂災害特別警戒区域」「災害危険区域」など一部の区域では申請ができない場合があります。
6. まとめ|補助金で高性能住宅をお得に建てるチャンス
GX志向型住宅は、環境にも家計にも優しい次世代型住宅です。
・高断熱・高性能で一年中快適な住環境
・光熱費を抑えられる経済性
・最大160万円の補助で初期費用を軽減
これから家を建てる方にとって、この制度を使わない手はありません。
2025年の家づくり計画には、ぜひ「GX志向型住宅」を選択肢に入れてみてください。