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全館空調とは?デメリットメリットを解説

2024年3月22日

こんにちは、SOUSEIです!
今回は、「全館空調を導入したい」と考えている方や、「全館空調について知りたい」という方に向けて以下の内容ををご紹介します!

・全館空調の特徴や種類
・全館空調にかかる費用
・全館空調のデメリットやメリット


全館空調の導入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。









1. 全館空調とは?種類はある?



はじめに、全館空調について特徴や4つの種類について解説します。




1-1. 全館空調とは


全館空調とは、家全体の空気を循環させて室内の温度を調節できる冷暖房システムです。
部屋ごとに設置し冷暖するエアコンとは異なり、家の中全体を均一の温度に保つことができます。
そのため、温度差で発症しやすいヒートショックの予防にも最適です。




1-2. ラジエントタイプ


ラジエントタイプ(輻射式)は、床や壁などを冷暖するタイプです。

赤外線で熱を伝える方法のため、床暖房のように家全体を暖めます。
空気を取り込むことがないため、空気口がないのが特徴です。




1-3. コンベクションタイプ


コンベクションタイプ(対流式)は、エアコンのように風を送り込んで冷暖します。

設備を選ばないため、比較的コストを抑えられるのが特徴です。
専用機器の場合は、維持費やメンテナンス費が高くなる可能性があります。




1-4. セパレートタイプ


セパレートタイプ(分離式)は、冷房・暖房に応じて使用するタイプを変えられます。

例えば、冬はラジエントタイプで温度を上げ、夏は対流式で温度を下げるという仕組みです。




1-5. ミックスタイプ


ミックスタイプ(複合式)は、同じ設備でラジエントタイプとコンベクションタイプを使用します。

そのため、各部屋に空気を送りながら、輻射熱で効率よく冷暖が可能です。
消費エネルギーが少ないため、光熱費を抑えやすいのが特徴です。






2. 全館空調にかかる費用は?



次に、全館空調にかかる費用について解説します。




2-1. 導入コスト


全館空調は、比較的高い導入コストがかかります。

一般的なエアコンは、1台あたり5万円〜20万円ほどですが、全館空調は1台あたり100万円〜300万円と幅のある価格帯です。
メーカーや導入したいグレードによっても値段が異なりますが、新築で家を建てる際に設置するなら住宅ローンに組み込める場合もあります。




2-2. 電気代やメンテナンスコスト


電気代やメンテナンスコストは、エアコンと比べて大差はありません。
しかし、全館空調は故障すると家全体の空調に影響があるため、定期的なメンテナンスが必須です。

そのため、万一の保証やメンテナンス費用は事前に確認しておくと安心ですよ。






3. 全館空調のデメリットはある?



次に、全館空調のデメリットについて解説します。




3-1. 初期費用や電気代が高い


全館空調は初期費用や電気代が高いです。
導入するだけで約100万〜300万円必要になります。

また、導入するタイプによって電気代やメンテナンス費用が異なるため、検討する際はランニングコストを確認しておくのがおすすめです。




3-2. 乾燥しやすい


全館空調を導入する家は、気密性や断熱性が優れているケースが多いです。
そのため、一般的な住宅より乾燥を感じやすいのがデメリットです。

さらに、全館空調はストーブのような燃焼系の暖房と異なり加湿されないため、乾燥の原因になります。






4. 全館空調にするメリットとは?



最後に、全館空調にするメリットについて解説します。




4-1. 家の温度を均一にできる


家の温度を均一にできるのが、全館空調のメリットです。
家全体の温度が一定に保てることで、1部屋だけ暑くなることがありません。

また、気温差によって発症しがちなヒートショックのリスクを下げることができます。




4-2. 清潔な空気が保てる


全館空調は高性能な換気機能が備わっているものがあります。
例えば、空気清浄機能や除菌機能がある場合、いつでも清潔な空気を保てるのが魅力です。

また、花粉フィルターやPM2.5フィルターをつけられるものがあるため、窓をあけられない方にも最適です。






5. まとめ



全館空調は、家全体の空気を循環させて室温を均一に保てます。

導入コストは比較的高いものの、新築時に導入することで住宅ローンに組み込める場合があります。
乾燥しやすいのがデメリットですが、用途に応じてフィルターを設置できるものもあるため、清潔な空気を保てるのが魅力です。


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