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家の性能で月々の電気代はどのくらい変わる? 高性能住宅「醸」について

2023年10月1日

こんにちは、SOUSEIです!
今回は、高性能住宅が月々の電気代にどれほどの影響を与えるのかをお話いたします。
お家の性能による具体的な違いは何か詳しく知りたい方はぜひ最後までご覧ください♪


目次







1.省エネ基準



高性能住宅が急速に広がる中、2025年4月以降建築基準における法改正により、 全ての建築物において「省エネ基準」への適合が義務付けられることが決定しました。

これに伴い、一般住宅も含め、全ての建築物で「省エネ適判」が必要となり、 建物の省エネ性能に対する評価と厳格な審査が実施されます。
基準を満たさない建物は建設できなくなるため、省エネ性能の重要性が一層高まります。






2. 経済的メリット



高性能住宅を選ぶことには、数多くの経済的メリットがあります。




2-1.光熱費の削減


高性能住宅は、光熱費の削減に大きく寄与します。
高気密性と高断熱性能により、冷暖房費用が大幅に削減され、月々の支出が減少します。
これにより、家計に余裕が生まれ、将来への備えができるでしょう。




2-2.環境への貢献


エコライフの一環として環境にも貢献します。
エネルギー効率の高い住宅を持つことは、温室効果ガスの排出を減少させ、持続可能な未来への一歩です。






3. SOUSEIの『醸』について





「醸」はSOUSEIの経験から作られたデザインと性能を兼ね備えた商品です。
素材からプラン全体に至るまでこだわりぬいた注文住宅です。
今回は性能にフォーカスして「醸」の魅力をお伝えしていきたいと思います。




3-1.高気密×高断熱「C値とUA値」


『醸』の主な性能の特徴は以下の通りです。

◎気密性
「醸」は高気密性を誇り、外部からの気温変化の影響を最小限に抑えます。
「醸」のC値は0.5㎠/㎡以下となっております。

C値とは、その住宅の隙間の量を数値で示したものです。
C値が小さければ小さいほど、隙間が少ない=気密性の高い住宅ということになります。
C値1.0㎠/㎡以下が高気密住宅の一つの基準とされています。
これにより、室内の温度と湿度を快適に保つことができ、光熱費の削減に貢献します。

ちなみに0.5㎠/㎡の隙間は家一棟全体でハガキの半分の大きさの隙間しかありません。


◎断熱性
断熱性能は平均的な性能の住宅に比べ、年間の電気代を大幅に削減できます。
高い断熱性は、冬の暖房と夏の冷房の効率を向上させ、経済的な面でも魅力的です。

「醸」のUA値は0.5W/㎡・Kとなっております。
UA値とは外壁を介して住宅全体の熱がどれくらい逃げやすいかを示す数値です。

0.6W/㎡・Kであれば高性能の基準と言われております。
UA値が0.1W/㎡・K変わると、室内温度に3℃の差が出るといわれています。

醸の性能について詳しく知りたい方はこちらから






4. 具体的な電気代の違い



4-1.近年のデータ


まず、二人暮らし以上の世帯における近年の電気料金平均データは次の通りです。

1〜3月(冬季):約12,844円
4〜6月(春季):約10,604円
7〜9月(夏季):約9,817円
10〜12月(秋季):約9,418円

このデータから、電気料金には季節ごとの明確な変動が見られます。
冬は室内温度と外気温の差が激しく、他の季節に比べより多くの電気代を消費しやすくなります。

つまり、冬の電力消費を抑えることが求められます。

引用:https://www.terasel.jp/media/comparison/average-electricity-bill-comparison/




4-2.醸との比較


次に、具体的に「醸」が標準的な住宅と月々の電気代の支払いがどのくらい違うのかを比較します。
一般の住宅でかかる年間の冷暖房費を例にご説明いたします。



図にある通り、醸は一般の住宅に比べ、年間で11.5万円、50年だと575万円の 光熱費の削減が実現できることがわかります。

「醸」の快適な住まいは、高断熱・高気密性能を備えており、季節の変動に左右されず快適な居住空間を提供します。
電気料金の節約にも貢献し、賢い住まいの選択肢として注目されています。






5.まとめ



住宅の高気密性、高断熱性能、そして経済的メリットは、今後ますます注目されることでしょう。
高性能住宅の理解を深め、その可能性を追求してみてください。

SOUSEIでは性能の違いによる生活の質を向上させるお手伝いをさせていただきます!
標準仕様や各ラインナップによる違いについてはご来店、お問い合わせにてご気軽にご相談くださいませ ♪