こんにちは!SOUSEIです!
昨日から6月!ということで2022年も半年が過ぎました。
本当に早いですよね・・・😳
さて、本日はウッドショックについてお話していこうと思います。
「ウッドショックっていつでまで続くの?」
「ウッドショックは住宅の価格に影響するの?」
という疑問を持っている方に向けて次の内容についてお伝えできればと思います。
・ウッドショックとは、過去のウッドショックの例
・ウッドショックが住宅購入にもたらす影響
ウッドショックなどの世界情勢はこれから住宅購入を考えている方やすでに検討している方にとって、とても重要な内容です。
ぜひ最後までご覧ください^^!
目次
1.ウッドショックとは?
1-1. ウッドショック = 木材価格の高騰のこと1-2. 過去のウッドショックについて
2.ウッドショックが住宅購入にもたらす影響は?
2-1. 新築住宅の価格が上がる2-2. 新築住宅の工期が遅れる
3.ウッドショックによる住宅価格の値上がりはいつまで続くのか?
3-1. 2022年も収束の見通しは立っていない3-2. 円安や世界情勢も住宅価格に影響する
5. まとめ
1. ウッドショックとは?
まずはウッドショックとはそもそも何か??
過去に起こったウッドショックについて解説します。
1-1. ウッドショック = 木材価格の高騰のこと
ウッドショックとは、
原油の供給不足によって原油価格が高騰したオイルショックが似たような言葉としてあげられますね。
日本では国土の70%が森林であるのにもかかわらず、 住宅などに使用する木材は輸入が7割を占めています。
そのため、ウッドショックの影響をモロに受けてしまうのです。
(参考元:いつまで続くウッドショック;価格の高止まりが需要に影響?/経済産業省)
上記は直近の日本の木材輸入価格の推移です。
2020年の終わり頃から木材価格は上昇。
ウッドショック以前と比べると、その価格は1.5倍〜2倍と高騰しています。
今なお収束の目処はたっておらず「
1-2. 過去のウッドショックについて
過去に起こったウッドショックについても簡単に触れておきます。
ウッドショックはこれまでに2回起こっており、1度目は1990年代以降、2度目は2008年のリーマン・ショックの直前に起こりました。
1度目のウッドショックはアメリカで森林伐採の規制が進み、木材の供給不足が深刻化したことによります。
その後、1度目のウッドショックは収束しますが、住宅建設の需要が伸びたことで木材の価格が高騰し2度目のウッドショックを引き起こします。
そして今回、新型コロナウイルスの影響による3度目のウッドショックと呼ばれているのです。
こうしてみると
2. ウッドショックが住宅購入にもたらす影響は?
ウッドショックによって木材価格があがると住宅購入にはどのような影響があるのでしょうか。
これには諸説がありますが、ここでは一般的に言われている2つの影響を解説します。
2-1. 新築住宅の価格が上がる
家を建てる際には大量の木材を使用します。
そのため、
とくに、これから家を建てる方や注文住宅を検討している方はウッドショックの影響を受けやすいでしょう。
また、ウッドショックによって新築住宅や注文住宅の価格が高くなると、
とはいえ、ウッドショックによる木材価格の高騰が丸々住宅価格に反映されるわけではありません。
工務店・住宅販売会社によっては企業努力により、なるべくウッドショック以前の価格水準を保とうとしているところもあります。
2-2. 新築住宅の工期が遅れる
ウッドショックと言われる時期では、木材の供給量が需要に対して追いついていない状態です。
そのため、
場合によっては、木材が調達できず建設を進められないということも考えられるのです。
その結果、工期が遅れる・工事着手の目処がたたない等の問題が起こる可能性があります。
ですが、大きな工務店であれば木材の在庫を確保しているでしょうから、ウッドショックの影響をすぐには受けづらいです。
今後、長期間にわたってウッドショックが続けば、価格高騰だけではなく工期にも影響してくると知っておくといいですね。
3.ウッドショックによる住宅価格の値上がりはいつまで続くのか?
最後にこのウッドショックがいつまで続くのか。最新の動向についてお伝えします。
3-1. 2022年も収束の見通しは立っていない
このブログを書いている2022年6月現在もウッドショック収束の見通しは立っていません。
今回のウッドショックは
また、木材以外にも金属部材や鋼板なども値上げが起こっており、住宅建設に必要な材料が全体的に高くなっています。
直近で住宅購入を考えている方は引き続きウッドショックの動向を追っていきましょう。
3-2. 円安や世界情勢も住宅価格に影響する
例えば、1ドル = 100円から1ドル = 150円になる円安を考えた場合、同じ10ドルの物を買うにしても円安以前は1,000円(10ドル ×100円)、円安になると1,500円(10ドル ×150円)と円安が進むことで価格上昇が起こってしまうのです。
また、直近では
ロシアは世界全体の木材輸出量のうち、約20%を占めているからです。
もしロシアが「木材を輸出しません」と言えば、その影響は少なからずあるでしょう。
5. まとめ
ウッドショックの影響はいつまで続くかわかりません。
しかし、住宅購入はウッドショック以外にもライフプランやライフイベント、住宅ローンの返済計画など、様々な要素が絡みます。
「ウッドショックだから住宅購入は諦めよう」ではなく、総合的に判断してタイミングを 見極める必要があるのです。
ウッドショック以外の家を建てるタイミングについては過去の「2022年は家を建てる時期?失敗しないマイホーム購入のタイミングとは」という記事でまとめていますので、興味のある方はご覧ください。
「まずは話だけでも聞いてみたい」という方もぜひ気軽にお問い合わせ・資料請求ください。