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2025年 省エネ適合義務化へ

2021年12月23日


こんにちは!

本日は、「2025年、省エネ基準適合義務化」
についてお話させて頂きます。
少し難しいお話になるかもしれませんが、
SOUSEIでは既に基準を満たしたお家づくりを
行っておりますので安心して
読み進めていってくださいね^^


2020年10月に政府が発表した
「2050年カーボンニュートラル」宣言を受けて、
住宅分野においても今、
さらなる省エネ化が求められています。

2020年に適合義務化するはずで
一旦白紙になっていた住宅の省エネ基準ですが、
このたび2025年に適合義務化が決定致しました。

1つずつ順番にお話させて頂きますね!









〇カーボンニュートラルとは


そもそも、カーボンニュートラルとは
聞いたことがあるけどイマイチわかっていない、
今更恥ずかしくて聞けない等あると思いますので
簡潔にご説明させて頂きますね。





カーボンニュートラルとは
温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させること
を意味します。

二酸化炭素をはじめとする
温室効果ガスの「排出量」から、
植林、森林管理などによる「吸収量」を差し引いて、
合計を実質的にゼロにすることを意味しています。

カーボンニュートラルの達成のためには、
温室効果ガスの排出量の削減並びに
吸収作用の保全及び強化をする必要があります。


この達成の為に、下記の14分野の産業が関わってきます。





⑫で住宅・建築物産業も該当しています。

カーボンニュートラルを
実現する具体的な計画を練るため、
国土交通省・経済産業省・環境省が
「脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策等のあり方検討会」を
定期的に開いています。

2050年のカーボンニュートラルの実現をゴールとして、
バックキャスティング(さかのぼり)の手法で、
中期的には2030年、
長期的には2050年までに
取り組む実行計画とロードマップを定めています。




〇省エネ基準適合義務化とは


そもそも、「2020年省エネ基準適合義務化」とは
どのような制度だったのでしょうか?

「省エネ基準適合義務化」とは、
最低限度の省エネ基準(平成28年基準)以上の
断熱性能を有していない住宅は新築することができなくなる制度のことです。

そこには2020年以降、
平成28年基準を下回る断熱性能の住宅は
許可が下りないという内容が記載されていました。

(奈良県は6地域で、Ua値:0.87 BEI値:1.0)


UA値(外皮平均熱貫流率)とは…
住宅の内部から
床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して
外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値のことです。
値が小さいほど熱が逃げにくく、
省エネルギー性能が高いことを示します。


BEI値(省エネルギー性能指標)とは…
「基準一次エネルギー消費量」に対する
「設計一次エネルギー消費量」の割合のことです。
値が小さいほど、省エネルギーです。







窓・屋根・外壁等の断熱機能や、
設備のエネルギー消費量に基準を設け、
建物の省エネ性能を評価します。
適合すれば税制上の優遇などが受けられます。


さらに2030年に、省エネ基準がZEH基準に
引き上げ適合義務化という流れになっていくとのことです。
※このZEH基準は太陽光発電等の有無を問わない
  ZEH Orientedの性能水準 

(奈良県は6地域で、Ua値:0.6以下 BEI値:0.8以下)


まとめ


当社ではこの基準の性能を満たしておりますので
2030年のZEH基準に引き上げられても心配はしておりませんが、
来年度3月頃にはZEH基準を大きく上回るSOUSEI新商品を発表できると
思いますので楽しみにお待ちください!