#11
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子どもたちが小学校に入る前に自分たちの家を･･･という思いがありました。はじめは実家の敷地に家を建てようかと考えたり、大阪で土地を探そうとしたこともありましたが、その後、職場が変わって奈良で建てることに決めたんです。結局、建てたいと思いはじめてから実際に完成するまでに3年ほどかかりましたね。
「中二階のある家」というのぼりを見てモデルハウスを見に行った時に、SOUSEIさんは楽しい家づくりをされる会社だなという印象を持ちました。あとは土地です。子どもたちが安心して成長できる町というか、私たちが「いいな」と思える場所に土地があった。
いい土地と素敵な家、SOUSEIさんではその２つがマッチしている。それが決め手でした。また、実家の敷地内に家を建てる相談をした際に、「できない」「ムリ」といわなかった会社はSOUSEIさんだけだったんです。実家の敷地を利用する案はなくなりましたが、「がんばればできる」と答えてくださったことが印象に残っていました。
やっぱり予算ですね。借りられるローンの額は決まっていますから。その中でも、中2階にしたいし、オプションにもいろいろこだわりたいことがあったんです。だから、予算と自分たちのこだわりをどう摺り合わせていくかは、だいぶ悩みました。
家づくりがはじまってから、2、3ヵ月の間、ほぼ毎週末に打ち合わせでした。自分たちの家となると結構細かなことまで気になって。たとえば、洗濯物が濡れないようにするにはバルコニーに屋根をつけるべきか庇を伸ばすべきなのか、など。わからないことや気になることは、小さなことでも何度も相談したんです。また、オプションの飾り棚もコストがかかるので、それをつける代わりに別のものを削ったりと、いろいろな微調整をがんばってやっていただきました。
まずは梁のある明るい吹き抜けです。畳数はそれほどでもないんですが、吹き抜けがあることで実際よりもずっと広く感じます。お客さまがたくさん来られたときにも座りやすいように和室は小上がりにして、床下には収納場所を確保しました。和室は子どものお昼寝スペースになるので、最初からつくろうと決めていたんです。
あとは、中2階ですね。リビングをおもちゃスペースにしてしまうと散らかりますし、毎日「片付けなさい！」って怒るのもいやなので、中2階をキッズスペースにしようと考えました。閉じた空間にならないように、オプションで柵を用意してもらって、1階リビングとのつながりをもたせています。今、中2階はプラレールを組んだり、本当におもちゃスペースに。なかなか片付かないんですが、気になりません。
自分たちの理想をかたちにしてもらったという感じです。作るときにはぜんぜん気がつかなかったんですが、住んでみてから「玄関に窓が欲しかったかな」と思いました。設計図だけで想像するのはなかなか難しいものですね。でも、全体的にはすごく満足のいく仕上がりです。これからお気に入りの写真を飾ったりして、少しずつ“私色”にしていきたいと思っています。
